2020年度  第13号 国際理解コース グローバル・スタディーズの授業風景

6月30日(火)7限目、今年度の国際理解コース1年生からスタートした、コース独自の授業のひとつ”グローバル・スタディーズ”。海外研修に向けた準備と本番、JICA訪問など学校を飛び出しての体験学習や、南山大学の先生を招いての講義などもこの授業の中で行います。今日はその3回目。昨年度、ロシアへ留学して帰国した現2年生の先輩がプレゼンテーションを行い、1年生にとっては、多くの気づきを得る機会となりました。

今回の授業は、国際理解コース2年生の舟橋さんのプレゼンテーションです。
「まずい、飛行機に忘れ物!
でも、ロシアの空港スタッフには英語が通じなくて、初日からいきなり大変でした。
「文化の違い」と一口に言っても、目に見える違いと、目には見えない違いがあるのです。
ロシアのお店では、店員さんは”いらっしゃいませ”ではなく”こんにちわ”
もちろんお客さんも”こんにちわ!”
プレゼンの後は、後輩からの質問に答えていました。

留学でのいくつもの経験を整理たうえで、ポイントを押さえてテーマを絞り、実体験を踏まえた自らの主張も明確に示された、とても楽しくて分かりやすいプレゼンでした。パワポのスライドも自作ということ。スピーチも何度も練習を重ねた成果も出ていたようで素晴らしかったです。

 今年度、12月に予定されていたベトナム研修旅行は、次年度に延期(次年度新入生との合同実施の予定)となりましたが、コース設置2年目を迎えて先輩後輩のつながりが生まれたことで、互いの学びに一層の広がりと可能性を感じました。

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