2019年度  第95号 国際理解コース ~地元小学校との連携授業~

 10月29日(火)本校国際理解コースの生徒達が地元の名古屋市立諏訪小学校の英語の授業(6年生)に訪問させていただきました。

 これは、本校生徒との共同学習を通して、児童たちの英語に対する学習動機・意欲を一層高めるための支援であるとともに、本校生徒自身が地域社会の一員という意識を高め、地域に貢献していこうとする態度を養う授業でもあります。
今回の授業のテーマは、「自分のおすすめの国を発表しよう!」

世界では様々な人が様々な生活をしていること気づくことや自分の想いがはっきり伝わるように発表できることが児童たちの授業のねらいです。
児童たちは、はじめに提示されたVTRで得たヒントと本校の生徒たちのアドバイスをもとに、ワークシートを埋めていきます。
各グループに、高校生が2人ずつ入るので、児童たちとは、ほぼマンツーマンの状況です。
生徒達は事前学習として小学校の学習指導案を確認し、授業内で扱う海外諸国について情報を収集し、授業内で提供できる素材や地図などを準備して臨みました。小学校の教科書も、もちろん重要な情報源。高校生にとってはちょっと懐かしいですね。
かつてお世話になった先生と教え子が偶然の対面!などという場面もあってびっくりでしたね。写真右は諏訪小の校長先生。今回は、本当にお世話になり、ありがとうございました。
そろそろ発表タイム!ワークシートの仕上げを手伝ってるのかな?
高校生に見守られながら、児童たちは、教室中で相手を探して,は「ハロー!」と声をかけ、積極的に発表していましたよ。
最後はゲームで和やかな雰囲気で授業が終わりまた。
児童たちからは、「何とかしてやり遂げたい」という意欲が伝わってきました。高校生たちも支援する立場として、「自分の力で何とかしなくては・・・」と感じていたのかもしれません。互いに力を合わせて少し背伸びをしながらやってみる、そんな雰囲気に満ちていた授業でした。

この企画は小学校はもちろん、本校の多くの方々の準備・支援で成り立つものです。事後学習で、しっかり学んだことを振り返ってみてください。

 今回が、互いに初の試みでしたが、諏訪小と本校は徒歩3分の距離。今後一層、連絡・調整に尽力させていただきますので、次年度以降も生徒達にこのような貴重な機会を提供していただけるようお願いいたします。諏訪小の先生方、そして”諏訪っ子”の皆さん、ありがとうございました。

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