2020年度  第51号 1年生が『読書会』を行いました

1月22日(金)6限のLTを使って、1年生が今年で52回目となる「読書会」を行いました。これまで開催された実行委員会での助言を受けて、各クラスが実行委員を中心に本番に向け準備してきました。
 
今回は感染予防を考えて、例年の行っている対面でのグループワークを避ける必要がありました。そこで、各クラスが付箋を利用して個々の意見を拾い上げ、あらかじめ決めておいた論点について、クラス全体で協議できるように工夫していました。クラスによっては、模造紙に意見を事前に集約しておいて本番に臨む様子もあり、限られた時間を有効に使っていました。

 1時間はあっという間で、駆け足での取材になってしまいましたが、以下は、いくつかのクラスでの活動風景です。

 本校の伝統行事である読書会は、生徒の読書習慣育成の一助となっているだけでなく、クラス単位の集団読書会の形式で行うことで、人の意見を聞いて自分の考えをまとめる力と、生徒自ら選定・運営していく力を育てる場にもなっています。

【各クラスが選んだ作品紹介】
101:カラフル(文春文庫:森絵都:作)
102:世界から猫が消えたなら(マガジンハウス文庫:川村元気:作)
103:僕はイエローでホワイトでちょっとブルー(新潮社:ブレイディみかこ:作)
104:夏の終わりに君が死ねば完璧だったから。(メディアワークス文庫:斜線堂有紀:作)
105:ブラック校則(小学館文庫:桶井学:作)
106:桜のような僕の恋人(集英社文庫:宇山佳佑:作)
107:言の葉の庭(角川文庫:新海誠:作)
108:告白(双葉社文庫:湊かなえ:作)

今年は、新しい作品から読書会で定番のものまで、全クラスが異なる作品を選んでいますね。他のクラスが選んだ作品が気になる人は、ぜひ図書館に足を運んでみてください。すべて揃っていると思いますよ。

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