2019年度  第55号 演劇部 ~中部日本高等学校演劇連盟名古屋第4地区大会~

 7月28日(日)、中村文化小劇場で開催された中部日本高等学校演劇連盟名古屋第4地区大会の3日目に、演劇部が創作劇『扉を開けて』を公演しました。
大会3日目は5校の発表です。
ステージ後の交流会の様子

 高校3年生 ― それは、人生最大の分岐点。
心に立はだかる大きな扉に直面した18歳の彼らが得るものとは・・・」
をテーマにした、ある高校の演劇部員のお話でした。

ついつい教員目線で見ちゃいました。
自分が誰かを支えているつもりでも、実は周りの仲間に支えられていた…。
それに気づいた瞬間、心の大きな扉を押し開く勇気が漲るのかもしれません。
ラストシーンは、部員達が準備したアユミのための卒業式。
このとき啓子先生もまた、引きずってきた過去の後悔から解き放たれたのではないでしょうか。
登場人物は皆、繊細で逞しい。その逞しく前進する姿にバンザイ!


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