2019年度  第115号 国際理解コース Empowerment Program 2019

 令和元年12月24日(火)から26日(木)までの3日間、本校の社会科教室を会場として、国際理解コース全員を対象とした短期国内語学研修を行います。

 このプログラムの目的は、参加した生徒たちが、欧米の一流大学に学ぶ学生・大学院生をグループリーダーとした各種プロジェクトやディスカッションを通して、異文化理解力や英語力の更なる必要性に気づくとともに、日本人あるいは自分自身とは何かを考える機会とするものです。
生徒たちは、保護者会中の午後などを利用して、このプログラムのための事前準備をしてきました。以下の画像は、初日のアイスブレイクの様子です。
ここでは簡単な自己紹介の後、ファシリテーターの進行で、このプログラムに臨むにあたっての心構えや最終的な目的をシェアするため、アクティビティーを交えての活動を行いました。
"Think deeper."

英語で話せるようになることが目的(ゴール)ではない。このプログラムでは一貫して“深く考えること”を求めていく。どうしてそう思う?なぜそう考えた?それを選ぶ理由は…?


"Identity."

…そのひとつひとつが、自分なりの考えがなければ答えられない問であり、小さくとも自己を見つめる経験の繰り返しとなる。
"Don't be shy."

このプログラムは完全にオールイングリッシュ。だからこそ3日間でも国内留学として価値がある。でも、つい仲良し仲間が日本語で…
そんな様子が見られると、ファシリテーターや留学生のグループリーダーが厳しく対応していました。
「恥ずかしいことは悪いことではない。しかし、このプログラムでは“Don't be shy !!”
伝えたいことを伝えなければ何も始まらない。失敗しても間違ってもいいのです。」

初日の今日と明日は、スモールグループディスカッションを繰り返します。2日目の午後には、「メコン川の例を参考に水問題を考える」プロジェクトも用意されており、最終日にはひとり一人が、最終プレゼンテーションを行う予定です。

 最終日のプレゼンの様子は、改めて別号で紹介します。

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