「発作(突然の動悸・息切れ・めまい・冷や汗・恐怖感など)そのものは、4~5人に一人が一生のうち一度くらいは経験するものです。問題は、一度経験すると、また発作があったらどうしようという『予期不安』にあるのです。これを取り除くことが、パニック症治療の最終目標になります。」 |
「不安感や緊張感・恐怖感は、我々が生きていくためには多少は必要なものですが、簡単に言えば、パニック症とは、これを司る脳の扁桃体が暴走し、前頭葉がコントロールができなくなっている状態なのです。」 |
参加された先生方から幾つか質問がありましたが、講師の岸本先生は、ひとつひとつ丁寧に説明してくださいました。 |