2018年度  第108号 第3回PTA理事会が開催されました

 2月5日(火)今年度最後のPTA理事会を、本校視聴覚室で開催しました。理事会では、PTA会計の中間決算報告、次年度のPTA活動計画、全国高P連賠償責任補償制度への加入などについて審議の上、承認をいただき、次年度のPTA総会に送られることとなりました。

 理事会の後は研修会として、愛知教育大学 教育学部 心理講座の森川夏乃先生を講師としてお迎えし、「高校生の子どもと家庭」と題して講話をしていただきました。

講話「高校生の子どもと家族」

愛知県教育大学 森川夏乃先生
森川先生には、「家族心理学」の知見を基に、親にとっての青年期の子どもの心の理解について、わかりやすくお話ししていただきました。
「家族も、子どもの成長と共に、コミュニケーションの仕方や距離感を変えながら成長していくものなのです(森川)」
「若者文化を取り入れるなど家族のルールを柔軟にしたり、親自身が趣味など楽しみや生きがいを見出すことも、子どもの自立のためには必要なのです(森川)」
「高校生時代には、親を批判する態度も顕著になります。でも、やがて子どもは親の立場からも物事を見ることができるようになるのです。一人暮らしをすれば、親のありがたを痛感するのも一例ですね(森川)」
「家族としての最終目標は、親子が互いに個別の人間として認め合い、仲間のような関係になることでしょう(森川)」
 生徒の皆さんどうでしょう?愛教大で、こんな内容を心理学講座で学んでみるのも面白そうですね。

   前号    次号    バックナンバー